熱性痙攣


  • 概念
  • 頭蓋内の異常を伴わない発熱に際して、通常短時間の全身性の痙攣をきたす
  • 初発は6か月から4歳に多い
  • 熱性痙攣の家族歴があることが多い
  • 小児の痙攣の40%を占め、有病率は約7%

  • 症状
  • 単純型熱性痙攣
  • 発熱後24時間以内に起こることが多い
  • 10分以上続くことはない
  • 左右対称性強直性間代性痙攣
  • 意識清明
  • Todd麻痺はきたさない
  • 複合型熱性痙攣: てんかんへの移行に対しての以下のような危険因子を含む
  • 15分以上遷延
  • 24時間以内に反復
  • 片側性、焦点性
  • 発現以前に神経学的異常あるいは知的障害を示すもの
  • てんかんの家族歴

  • 鑑別
  • てんかん
  • 感染症: 髄膜炎、脳炎、脳膿瘍
  • 電解質異常
  • 代謝異常
  • 母斑症
  • 脱髄性疾患
  • 変性疾患

  • 治療と予防
  • 再発予防: ジアゼパム坐剤の発熱時間欠投与を行うことがある
  • 複合型熱性痙攣: フェノバルビタールバルプロ酸の継続投与を行うことがある

  • 予後
  • 再発率は約30%。初発年齢が低いほど再発率は高い。
  • 複合型熱性痙攣は20歳までに10%以上がてんかんへ移行する


  • ref23;ref20,p558
  • 050718
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