気道ウイルス感染症

感冒


  • 原因ウイルス
  • ライノウイルス: ;鼻かぜの50%を占め最多
  • アデノウイルス: 夏風邪で多い
  • コクサッキーウイルスA、B群: 夏風邪で多い
  • RSウイルス: 小児で多い
  • ロタウイルス
  • インフルエンザ
  • コロナウイルス: 鼻炎
  • パラインフルエンザウイルス: クループ


  • ref23,H168
  • 050515
  • 夏風邪

  • 概念
  • 小児の夏風邪では無菌性髄膜炎を伴うことがあり慎重な経過観察が必要


  • ライノウイルス

    インフルエンザ

  • インフルエンザ脳症

  • 特性
  • 赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の2つの糖蛋白ウイルス粒子表面にある

  • A型
  • ヒトのほかトリ、ブタなどにも感染
  • HAは3型、NAは2型存在
  • 抗原連続変異: HA、NAが小さな変異を来たすことによる
  • 抗原不連続変異: ヒトとトリのインフルエンザウイルスのRNA分節の交換による

  • B型
  • ヒトのみに感染

  • 診断
  • 酵素免疫測定法: 30分以内に確定診断が得られる
  • 抗体価: 赤血球凝集抑制価または補体結合反応で測定し、発症初期から10〜14日後で4倍以上の上昇で陽性→時間を要するので実用性に欠く。ref23,H167

  • 治療
  • 抗ウイルス薬: 発症後48時間以内でないと意味がない←すでにウイルスが増殖してしまっている
  • アマンタジン
  • 脱核を阻害
  • M2蛋白(イオンチャンネル)のあるA型のみ
  • ノイラミニダーゼ阻害薬(ザナミビル、オセルタミビル)
  • ノイラミニダーゼ阻害によりシアル酸切断をさせないことで、感染細胞からの遊離を阻害
  • A型にもB型にも効く

  • 予防
  • 不活化ワクチン接種: 高齢者、基礎疾患の保有者など
  • アマンタジン、ノイラミニダーゼ阻害薬の予防目的での使用


  • ref1,p351
  • 050515

  • アデノウイルス


  • 概念
  • 二本鎖DNAウイルス
  • 多くは小児期に急性感染症として発症
  • 細胞性免疫不全症例では重症化する場合もある
  • 感染経路は糞口感染、飛沫感染、眼(咽頭結膜炎流行性角結膜炎

  • 臨床症状
  • 呼吸器感染症
  • 急性上気道炎: 5日程度で自然軽快
  • 扁桃炎、細気管支炎、肺炎などもありえる
  • 急性濾胞性結膜炎: 両眼が罹患するが軽症で結膜に限局
  • 咽頭結膜炎
  • 流行性角結膜炎
  • 腸炎
  • 出血性膀胱炎: 男児に多く、肉眼的血尿、排尿困難、頻尿を呈する
  • 髄膜脳炎


  • ref1,p352
  • 050823
  • RSウイルス


  • 概念
  • 乳児の急性細気管支炎をきたす


  • コロナウイルス

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