ムンプス

流行性耳下腺炎


  • 概念
  • ムンプスウイルスによる唾液腺腫脹を伴う全身性感染症
  • 不顕性感染が30〜40%でみられる
  • 冬から初春に好発
  • 耳下腺腫脹が消失されるまでウイルスは排泄される

  • 症状
  • 潜伏期: 2〜3週間
  • 発熱
  • 耳下腺腫脹: 片側から始まり両側性に進行、7〜10日間持続

  • 検査
  • 尿中アミラーゼ高値、血清アミラーゼ高値
  • 急性期ムンプスIgM抗体
  • ペア血清4倍以上の抗体上昇
  • ウイルス証明: 発症初期にPCRで高率に検出される

  • 合併症
  • ウイルスの直接侵襲による
  • 無菌性髄膜炎
  • 精巣炎: 成人男子では30%にみられる、ほとんどは片側性
  • 膵炎
  • ムンプス難聴: 片側性、予後不良

  • 鑑別
  • ワクチン歴のある場合は片側性が多いため鑑別必要
  • パラインフルエンザウイルス: 両側性耳下腺炎をきたすが血清学的に鑑別
  • 化膿性耳下腺炎: 膿汁や白血球

  • 治療
  • 対症療法
  • 耳下腺の腫脹が消失したら登校許可(⇒学校伝染病


  • ref67;ref1;ref19
  • 050724;050822
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