パルボウイルスB19


  • 概念
  • 赤芽球系細胞を標的とする
  • 伝染性紅斑をきたす
  • 合併症として無形成発作、慢性貧血、関節炎などがある
  • 妊婦が感染すると胎児水腫流産の原因となる


  • ref67
  • 050723
  • 伝染性紅斑


  • 概念
  • パルボウイルスB19による急性発疹性疾患

  • 症状
  • 潜伏期: 14〜20日
  • 前駆期: 感冒様症状が1週間前後
  • 特異抗体の出現によりウイルス血症は消失し、発疹が出現←免疫複合体?
  • 両頬に左右対称性のびまん性あるいは不規則な紅斑 -画像-
  • 上肢、ついで下肢に中央が退色してレース様にみえる網目模様の発疹
  • 発疹は2〜3週反復出現

  • 診断
  • PCR法: 前駆期から発疹出現初期にウイルスゲノムを検出
  • ヒトパルボウイルスB19 IgM抗体: 発疹期に検出

  • 合併症
  • 無形成発作
  • 小児一過性赤芽球減少症: 一過性の貧血、赤芽球減少
  • 慢性貧血: 免疫不全状態では貧血が遷延することがある、高力価免疫グロブリン製剤が有効
  • 関節炎
  • 年長時に多く、左右対称性に膝と小関節に好発
  • 成人発症例では四肢の浮腫、関節の腫脹、関節痛などが強調される場合がある
  • 発疹を伴う他のウイルス感染症や膠原病との鑑別が必要
  • たいていは自然寛解
  • 胎児水腫: 胎児の赤血球の供給が追いつかず、心臓負荷により心不全から胎児水腫となる

  • 治療
  • 対症療法


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  • 無形成発作


  • 概念
  • 溶血性貧血遺伝性球状赤血球症など)で赤血球寿命が短縮している場合におこる
  • インフルエンザ様症状と高度の貧血
  • ウイルス血症が強い前駆期に発症
  • 白血球減少、血小板減少を伴うこともある


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