概念
単一の脳血管灌流領域における局所神経症状を呈する短時間の発作(24時間以内に後遺症を残さず回復)で、脳虚血以外の原因が考えにくいもの
大部分は微小塞栓によると考えられている
20〜40%の症例で脳梗塞に移行
症状
脳梗塞で出現するほとんどの神経症候が出現しうる
検査
CT: 約30%で病変を認める
MRI: 約80%で病変を認める
頸部超音波検査: 頭蓋外血管病変をみる
MRA: 頭蓋内血管病変をみる
心電図や心エコー検査: 心原性脳塞栓が疑われるとき
治療
危険因子の管理
高血圧の管理
高脂血症の管理
糖尿病の管理
体重の管理
心疾患の管理
喫煙
内科的治療
抗血小板療法:
動脈硬化が原因と考えられるものに対して
アスピリン、チクロピジン
抗凝固療法:
心原性塞栓によると考えられるものに対して
ヘパリンを1〜2週間使用後に4〜5日の重複期間を設けてワルファリンに切り替える
外科的療法
内頸動脈内膜剥離術: 内頸動脈起始部に70%以上狭窄で適応、50%以上狭窄で適応を考慮
ref1,p1974
050714