重症筋無力症

  • myathenia gravis (MG)

  • 概念
  • 後シナプス膜のニコチン作動性AChRに対する自己抗体により神経筋伝達が阻害され、筋脱力と易疲労性をきたす
  • 60〜70%に胸腺過形成、10〜20%に胸腺腫を認める
  • 女性に多い

  • 症状
  • 症状に日内変動
  • 外眼筋、嚥下筋、頸筋、四肢近位筋が障害されやすい
  • 眼瞼下垂複視構音障害、嚥下障害、咀嚼障害、呼吸困難、四肢筋脱力など
  • 会話をしていると次第に声が小さくなる
  • 深部腱反射は低下しない

  • クリーゼ
  • 筋無力性クリーゼ: 神経筋伝達阻害の増悪
  • コリン作動性クリーゼ: 抗コリンエステラーゼ阻害薬の過剰投与による

  • 検査
  • テンシロンテスト
  • 誘発筋電図: 反復刺激でwaning
  • 単一筋線維筋電図: jitter現象(1つの運動単位に属する2つの筋線維の発火する間隔の変動)の著明な延長
  • 自己抗体

  • 合併
  • 胸腺異常
  • 自己免疫性甲状腺疾患
  • その他の自己免疫性疾患

  • 治療
  • 全身型重症筋無力症
  • 発症早期に胸腺摘出
  • その後に十分量のステロイド
  • 眼筋型重症筋無力症、小児重症筋無力症
  • メチルプレドニゾロンパルス療法
  • クリーゼ
  • 呼吸管理
  • テンシロンテストで筋無力性クリーゼとコリン作動性クリーゼの鑑別


  • ref1,p2146
  • 050816
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