パラコート中毒


  • 概念
  • 除草剤で催吐薬が添加してある
  • 体内ではNADPHにより還元されフリーラジカルとなる
  • 細胞膜を障害し、肺障害、肝障害、腎障害を起こす
  • 致命率は80%以上←有効な治療法がない

  • 症状
  • 激しい嘔吐(吐物は暗青緑色)、消化管粘膜のびらん・潰瘍
  • 大量服毒では早期に循環不全で死亡する
  • 2〜3日後: 腎機能障害や肝機能障害
  • 1〜2週間後: 間質性肺炎、肺線維症となり死亡する(肺機能障害がなければ大多数では後遺症を残さず治癒)

  • 検査
  • 尿パラコート定性: ベッドサイドでできる簡単な検査なため、服用の事実を証明するためにまず行う。
  • 血中パラコート濃度: 予後を知る上で重要だが、測定に時間が掛かる。
  • 低K血症
  • 代謝性アシドーシス

  • 治療
  • 胃洗浄、腸洗浄、活性炭
  • 血液吸着: 血中のパラコートの除去には効果ある
  • 副腎皮質ステロイド: 間質性肺炎、肺線維症の予防
  • 酸素は低濃度を使用する←フリーラジカル


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