覚醒剤中毒

  • 慢性覚醒剤中毒

  • 概念
  • 覚醒剤は中枢興奮作用を示す一群のβ-フェニルエチルアミン類
  • アンフェタミンメタンフェタミンとそれらの塩類がある

  • 薬理作用
  • 中枢刺激作用
  • 交感神経興奮作用: モノアミン遊離促進、神経終末への取り込み抑制
  • 食欲低下症

  • 症状
  • 高血圧頻脈不整脈
  • 高熱、痙攣、昏睡、散瞳
  • 悪心嘔吐下痢食欲不振
  • DIC、心筋出血、心筋梗塞、脳内出血(若年者の脳内出血は覚醒剤中毒を念頭に置く)
  • 筋肉痛、横紋筋融解

  • 診断
  • 尿や胃からの検出
  • 血中濃度の測定は容易ではなく、重症度とも相関しない

  • 治療
  • 活性炭下剤(催吐は避ける←痙攣を誘発する)
  • 気道確保、換気の改善
  • 交感神経興奮症状に対する治療: ジアゼパムフェノバルビタールハロペリドールα遮断薬など
  • 高体温に対する治療: ダントロレンは無効(←悪性高熱症とは機序が異なる)
  • 尿のアルカリ化と尿量維持


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