糖尿病合併妊娠

  • 糖尿病

  • 概念
  • 糖尿病合併妊娠
  • 糖尿病と診断されている女性が妊娠
  • 妊娠糖尿病
  • 妊娠中に発症したか初めて認識された耐糖能異常
  • 空腹時≧100mg/dL、1時間値≧180mg/dL、2時間値≧150mg/dLの2つ以上満たすもの

  • 合併症
  • 母体の糖尿病性合併症
  • hPLによりインスリン抵抗性増大: 妊娠糖尿病網膜症糖尿病性腎症の増悪因子となる
  • 母体の産科的合併症
  • 流産早産頻度上昇: 易感染性→絨毛膜羊膜炎
  • 妊娠高血圧症候群: 血管障害
  • 羊水過多症: 胎児の浸透圧利尿
  • 胎盤機能低下
  • 胎児・新生児合併症
  • 催奇形性: 特に妊娠14週以前の高血糖→妊娠と診断されてからの血糖コントロールでは遅い
  • 巨大児: 高血糖→インスリン分泌亢進→成長促進作用
  • 子宮内発育遅延: 重症な糖尿病では胎盤血流障害により低出生体重児となる
  • 低血糖: 過形成となった胎児β細胞からインスリン過分泌
  • 低Ca血症: 副甲状腺機能低下
  • 呼吸窮迫症候群: U型肺胞上皮細胞成熟遅延
  • ビリルビン血症
  • 多血症

  • スクリーニング検査
  • 方法
  • 随時血糖100mg/dLをcut off値
  • 75gOGTT
  • 時期
  • 妊娠の診断
  • 妊娠中期: インスリン抵抗性増大

  • 妊娠許可条件
  • 糖尿病網膜症: 前増殖期まで
  • 糖尿病性腎症: Ccr≧70ml/分かつ蛋白尿≦1gかつ高血圧がない

  • 妊娠管理
  • 食事
  • 分割食(1日6回): インスリン抵抗性のため食後血糖が低下し空腹時血糖が下がる傾向がある
  • 非妊時の標準体重×30kcal+付加量(前半150kcal、後半350kcal)
  • インスリン療法
  • 経口血糖降下薬は催奇形性をもつためインスリン療法に切り替える(授乳中も継続)
  • 子宮収縮抑制薬
  • 硫酸マグネシウムを優先: 塩酸リトドリン(β2刺激)は血糖上昇作用あり

  • 分娩管理
  • インスリン
  • 分娩後はインスリン需要激減: インスリン抵抗性の要因のhPLの急激な低下
  • 分娩第2期はインスリン抵抗性高まる: 交感神経の緊張
  • 新生児低血糖
  • 生後1〜2時間に好発



  • ref18,p169;ref24
  • 050626;050830;050915
  • 妊娠糖尿病

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