小児の成長


  • 概念
  • 身長体重など身体の量的な増加をいう

  • 成長区分
  • 胎生期
  • 受精卵期(胚芽期): 0〜2週
  • 胎芽期: 3〜8週
  • 胎児期: 9週〜出生
  • 乳児期: 1歳まで
  • 早期新生児期: 出生後1週間
  • 新生児期: 出生後4週間
  • 幼児期: 6歳まで
  • 学童期: 12歳まで

  • 成長の原則
  • 頭尾法則: 新生児は4頭身、出生時頭囲33cm>胸囲32cm(1歳で逆転)
  • 近遠法則
  • 粗大な運動から微細な運動へ

  • 成長に関係する因子
  • 骨年齢に関与するホルモン
  • GH
  • 甲状腺ホルモン
  • ホルモン

  • 性差
  • 11,12歳だけは身長体重、座高、胸囲すべてで女子の方が上

  • 発育指数
  • Kaup指数
  • 乳幼児期の栄養状態の目安
  • 体重身長の2乗で割る: 16〜19が基準値
  • 幼児期よりも乳児期の方が高い
  • Rohrer指数
  • 学童期の栄養状態の目安
  • 体重身長の3乗で割る: 110〜160が基準値
  • 肥満
  • 肥満度(%)={ (実測体重−標準体重)/標準体重 } ×100
  • 幼児期では肥満度15%以上で肥満
  • 学童期以降では肥満度20%以上で肥満


  • ref20;ref23;ref4
  • 050812
  • 体重


  • 概念
  • 体重身長と異なり減少もする
  • 体重は体積(3乗)に依存するため身長よりも変化幅が大きい

  • 体重増加の目安
  • 新生児期
  • 生理的体重減少: 出生後10%以内の体重減少、7〜10日で出生体重に復帰
  • 乳児期: 1歳で3倍
  • 0〜3か月: 25〜30g/day
  • 3〜6か月: 20〜25g/day
  • 6〜9か月: 15〜20g/day
  • 9〜12か月: 10〜15g/day
  • 2歳で4倍
  • 4歳で5倍


  • ref4;ref20
  • 050812

  • 身長


  • 身長増加の目安
  • 出生時: 50cm
  • 1歳: 75cm
  • 3歳: 95cm
  • 4歳: 100cm

  • 頭長/身長
  • 新生児: 4頭身
  • 6歳: 6頭身
  • 思春期にはわずかに下肢よりも体幹の伸びの方が上回る


  • ref23;ref4
  • 050812
  • 頭囲


  • 正常
  • 新生児: 33cm
  • 1オ: 45cm
  • 3才: 50cm

  • 頭囲の増大
  • 水頭症: 縫合離開、落葉現象
  • 頭蓋内圧亢進: ビタミンA中毒テトラサイクリン中毒←?
  • 硬膜下液の貯留
  • 先天代謝異常: Tay-Sachs病、Hurler症候群


  • ref23
  • 体表面積


  • 概念
  • 新生児は体重あたりの体表面積が成人の3倍→熱喪失が激しい

  • 体表面積と薬用量比
  • 新生児: 0.2m2(成人の1/8)
  • 6か月: 成人の1/5
  • 1歳: 成人の1/4
  • 3歳: 成人の1/3
  • 7歳: 成人の1/2
  • 10歳: 成人の2/3
  • 12歳: 成人の4/5
  • 成人: 1.7m2


  • ref23;ref4
  • 050813
  • 骨年齢

    思春期の変化



  • 概念
  • 女子は10歳、男子は12歳ころから始まる
  • 男では精巣の発育が最初の変化
  • 女では卵巣の発育は外から見えないため、乳房の発育が外から見える最初の変化となる

  • 内分泌的変化
  • 何らかの刺激→副腎性アンドロゲンの分泌増加→間脳-下垂体に対するネガティブフィードバックの感受性を低下→下垂体からのゴナドトロピン分泌亢進(FSHの増量が先立つ;正常月経のホルモンの変動と相似)→性ホルモン分泌増加
    -画像-



  • ref4;ref20
  • 050812;050906
  • 初経

  • 概念
  • 乳房発育、陰毛、腋毛のあとに起こる


  • ref23
  • 050812
  • Contents