脳性麻痺

  • cerebral palsy; CP

  • 概念
  • 受胎から新生児までに生じた脳の非進行性病変に基づく永続的だが変化しうる運動および姿勢の異常
  • 症状は2歳までに発現

  • 病因
  • 出生前要因: 児の未熟性、奇形、心肺機能異常
  • 周産期要因: 低酸素性、虚血性、出血性、代謝性、感染性

  • 病態
  • 早産児に多い変化
  • 脳室周囲白質軟化症:
  • 脳室周囲白質の動脈境界領域における虚血性変化による
  • 在胎32週未満で虚血性変化を受けやすい
  • 痙性対麻痺を呈することが多い
  • 脳室上衣下出血
  • 脳室内出血
  • 成熟児に多い変化
  • 皮質下白質軟化:
  • 成熟児の方が脳溝が深く、血管が疎で髄鞘形成が盛んな部位のため
  • 知能障害てんかんの合併がある
  • 大脳皮質層状壊死
  • 基底核壊死: アテトーゼ型脳性麻痺の原因
  • 新生児特発性脳梗塞: 先天性片麻痺の原因

  • 型別の特徴
  • 痙直型
  • 筋緊張亢進
  • 病的反射
  • 知能障害が多い
  • 痙性麻痺は出生時にはみられない
  • 両側麻痺の障害は上肢より下肢のほうが強い
  • アテトーゼ型
  • 筋緊張低下
  • 不随意運動
  • 知能障害は少ない
  • 核黄疸などが原因となる
  • 失調型
  • 混合型


  • ref20,p591;ref24
  • 050815
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