減圧症

  • decompression disease

  • 概念
  • 高気圧環境からの急激な圧低下により生じる

  • 病態
  • 高圧の空気を吸入すると生体内の溶存窒素は大幅に増加する(→素潜りではおきない)
  • 高圧環境から常圧環境に戻ると溶存窒素は呼吸器系を介して外界に排出される
  • しかし、この調節能力を超える急激な窒素溶解度の減少をきたすと、溶存窒素が過飽和状態になり気泡化が生じる(潜水が深く長いほど危険が大きい)
  • 気泡は血流障害、血管内皮細胞障害、血管透過性亢進、血液濃縮、組織浮腫、凝固系亢進、DICを招く
  • 窒素は脂肪(→神経症状)や関節周辺に溶けやすい

  • 症状
  • T型(軽症): 皮膚症状、大関節部の疼痛、筋肉痛など
  • U型(重症): 呼吸器症状、意識障害知覚障害など

  • 治療
  • 高圧酸素療法(高度300m以下ならばヘリコプター搬送も可能)
  • 二次的な障害の治療


  • ref94;ref4
  • 051127
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