急性深在性膿皮症

せつ furuncle


  • 概念
  • 一本の毛包を中心とした黄色ブドウ球菌による感染症
  • 尖型の毛孔一致性、有痛性、紅色腫脹となる -画像-


  • ref64
  • 050921
  • よう carbuncle


  • 概念
  • 皮膚の深部に始まり複数の毛包を侵す黄色ブドウ球菌による感染症
  • せつ furuncleより深い部分から始まる
  • 半球状に隆起してくる有痛性紅色腫脹 -画像-


  • ref64
  • 050921
  • 尋常性毛瘡

    多発性汗腺膿瘍

    急性爪囲炎

    急性びまん性深在性膿皮症

    丹毒
  • erysipealas

  • 概念
  • A群溶連菌による
  • 真皮のレベルを水平方向に急速に拡大する浮腫性紅斑と腫脹を特徴とする

  • 症状
  • 発熱頭痛などの全身症状とともに突然発症する
  • 急速に浮腫性の紅斑が拡大する
  • 顔面、下肢に好発する
  • 同一部位に再発することがときにある(←リンパ流の障害が素地にあるらしい)

  • 検査
  • 培養: 血液、水疱内容、組織吸引液、組織材料
  • 病理: 真皮の浮腫好中球リンパ球の浸潤

  • 鑑別
  • 蜂巣炎: 真皮深層〜皮下脂肪組織を病変の場とする

  • 治療
  • 抗生物質: ペニシリン系、セフェム系


  • ref64
  • 050810;050921

  • 蜂巣炎
  • 蜂窩織炎、cellulitis

  • 概念
  • 局所の圧痛、腫脹、発赤、熱感を伴う皮膚・皮下組織の急性感染症
  • 外傷や手術などによる皮膚の裂け目からの細菌が侵入

  • 起炎菌
  • A群連鎖球菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 肺炎球菌: スミレ色で水疱形成、血中への侵入に注意
  • 易感染性があればグラム陰性桿菌大腸菌緑膿菌)も起炎菌となる
  • 咬傷では嫌気性菌

  • 鑑別
  • 壊死性筋膜炎
  • ガス壊疽: 握雪音
  • 深部静脈血栓症

  • 検査
  • 重症な場合、合併症を伴う場合は検査が必要
  • 局所の吸引: 1/3で陽性
  • 膿瘍や水疱部の吸引: 90%で陽性
  • 画像検査: 壊死性筋膜炎やガス壊疽が疑われるときは特に必要となる

  • 治療
  • 通常は第1世代セフェム
  • 易感染性や咬傷によるものであれば、第3世代セフェムなど


  • ref7;ref39
  • 050529;050602
  • Contents