単純ヘルペス角膜炎

  • 単純ヘルペスウイルス

  • 概念
  • 角膜上皮が侵されると樹枝状角膜炎(上皮型角膜炎
  • 角膜実質が免疫反応により侵されると円板状角膜炎(実質型角膜炎
  • 再発性が高い


  • ref59;ref79
  • 050724;050929
  • 上皮型角膜炎


  • 概念
  • 隣り合う上皮細胞を伝うように感染が進行し樹枝状病変となる

  • 臨床所見
  • 眼の異物感羞明流涙
  • 樹枝状潰瘍、地図状潰瘍
  • 有痛性知覚麻痺(神経麻痺性疼痛
  • 乳幼児の発症では周囲の眼瞼に皮疹を伴うことが多い
  • 潰瘍は自然治癒するが、混濁を残し視力障害が残ることもある

  • 治療
  • アシクロビル軟膏1日5回
  • 抗菌剤点眼: 混合感染予防


  • ref59;ref4
  • 050724;050929
  • 実質型角膜炎


  • 概念
  • ウイルス感染後の抗原抗体反応による

  • 臨床所見
  • 実質の浮腫混濁、角膜後面沈着物、細胞内浮遊
  • 円板状角膜炎、壊死性角膜炎が特徴的
  • 炎症の長期持続で瘢痕形成から視力障害をきたすことがある

  • 治療
  • ステロイド点眼
  • アシクロビル軟膏: 樹枝状角膜炎の並存に対して
  • アトロピン点眼: 虹彩炎を伴っている場合、角膜浮腫の程度により調節する


  • ref59;ref4
  • 050724;050929
  • Contents