未熟児網膜症

  • retinopathy of prematurity

  • 概念
  • 未熟児への高濃度の酸素投与により、発達途上の網膜血管に原発する血管性病変

  • 病態
  • 網膜血管の未発達な未熟児に高濃度の酸素を持続供給することで、網膜血管末梢部に閉塞性の変化が生じる
  • 酸素を中止すると網膜は強い低酸素状態になり、血管の異常分岐、出血が生じ、血管新生を伴う増殖性変化から網膜剥離に至り失明
  • 高度のものでは白色瞳孔の原因となる(後水晶体線維増殖症)

  • 症状
  • T型
  • 主に耳側周辺(←血管の発育は耳側が遅い)に増殖性変化が生じる
  • 比較的緩徐な経過: 血管新生期→境界線形成期→硝子体内浸出・増殖期→網膜剥離
  • 自然治癒傾向が強い
  • U型
  • 低出生体重児に多い
  • 急速に網膜剥離を生じる
  • 自然治癒傾向はほとんどない

  • 治療
  • 無血管帯に対して光凝固


  • ref79
  • 050929
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