網膜芽細胞腫

  • retinoblastoma

  • 概念
  • 未分化な網膜細胞に起因する眼内悪性腫瘍
  • 13q14染色体領域のRb遺伝子の両対立遺伝子の欠損または変異により発症する
  • 遺伝性では既に対立遺伝子のひとつめの変異があり、2つめの異常が揃う可能性が高く、発症年齢が早く、両眼性、多発性に発生する
  • 出生約20,000人に1人発生する
  • 遺伝性:非遺伝性≒1:2.7

  • 症状
  • 白色瞳孔: 腫瘍そのものや、網膜剥離水晶体の後方近くに存在することによる -画像-
  • 斜視、眼窩部炎症、前房出血、固定瞳孔を認めることもある

  • 診断
  • 眼底検査
  • 画像検査: 病変進行により眼底が透見できないときに有用、石灰化を伴うことあり
  • 病理: ロゼット形成 -画像-

  • 治療
  • 片眼性の場合: 眼球摘出
  • 両眼性の場合: 進行した方の眼球摘出、他眼は保存療法;光凝固、放射線療法視力障害や二次性悪性腫瘍に注意)、化学療法など

  • 予後
  • 眼球内に限局している場合は90%は治癒する


  • ref79;ref20
  • 050929
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