記憶


  • 記憶の段階
  • 記銘
  • 保持
  • 再生
  • 再認: 記憶されたものと同じであると認識

  • パペッツの回路
  • 海馬−脳弓−乳頭体−視床前角−帯状回−海馬
  • 記憶や情動と密接に関連する


  • ref89
  • 051109
  • 記銘力障害

  • derangement of the capacity to register

  • 概念
  • 新しい出来事を記銘できない状態
  • 一般に痴呆の際にみられる
  • 軽度の意識混濁や変容などの意識障害の際に一過性に認められることも多い


  • ref89
  • 051109

  • 追想障害

  • disturbance of remembrance
  • 記憶減退
  • hypomnesia

  • 概念
  • 追想が全体として減弱すること

  • リボの逆行律の法則
  • 新しい出来事から古い出来事へ記憶の解体が進む
  • 慣れないことから習熟したことへ記憶の解体が進む
  • 複雑な出来事から単純な出来事へ記憶の解体が進む


  • ref89
  • 051109
  • 健忘
  • amnesia

  • 概念
  • ある特定の期間のことが追想できないこと
  • 健忘: その間のすべての記憶がなくなるもの
  • 部分健忘: その間の一部の記憶がなくなるもの
  • 逆向性健忘: 意識障害のあった以前の期間も追想できないもの。頭部外傷などでみられる。障害から遠い過去から現在に向かって記憶は回復してくる。
  • 前向性健忘: 意識障害から回復した後の期間のことを追想できないものをという。ベンゾジアゼピン系服用後などにみられる。
  • 全生活史健忘(心因性健忘): 名前・仕事・家庭など生活史のすべてを忘却するものをという。ヒステリー機制により生じる。


  • ref89
  • 051109
  • コルサコフ症候群
  • Korsakoff syndrome
  • ビタミンB1欠乏症

  • 概念
  • 記銘力障害、逆向性健忘見当識障害、作話(時間的な整理ができなく記憶がねじれている)を特徴とする
  • 運動機能や言語機能に問題はない
  • アルコール離脱症候群の後、頭部外傷一酸化炭素中毒後遺症などでみられる
  • 乳頭体周辺領域が責任病変と考えられている

  • 経過
  • 精神症状は永続的か数か月にわたって続く


  • ref35;ref5
  • 050528;051109
  • 再認障害


  • 概念
  • 現実の体験と追想された内容が明らかに異なることを記憶錯誤という
  • 初めて見るものを既に見たと感じるものを既視感という
  • いつも見ているものを見たことがないと感じるものを未視感という


  • ref89
  • 051109
  • Contents