ナルコレプシー

  • narcolepsy

  • 概念
  • 睡眠発作、情動性脱力発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚を主徴とする
  • 発病後は障害にわたって症状が持続する
  • 原因不明

  • 疫学
  • 有病率0.02〜0.04%
  • 男女差はない
  • 10代の発症が多い

  • 症状
  • 睡眠発作: 通常では考えがたい状況で数分から十数分の居眠りが生じる
  • 情動性脱力発作: 強い情動興奮を契機に急激に生じる数秒から数分の脱力。意識は清明。
  • 睡眠麻痺: 特に入眠時に生じる数分以内の全身の脱力
  • 入眠時幻覚: 自覚的には目覚めているときの鮮明な幻覚(特に幻視)。睡眠麻痺と同時に生じることが多い。
  • 夜間の不眠→24時間中の睡眠時間は多くはない

  • 検査
  • 脳波: 入眠時REM睡眠期(入眠後15分以内に出現するREM睡眠)に睡眠麻痺と入眠時幻覚が起こる
  • HLA DR-2: 90%以上で陽性

  • 治療
  • 覚醒には神経刺激薬(メチルフェニデート
  • 三環系抗うつ薬: REM睡眠を抑制する作用をもつ
  • 強制的な昼寝


  • ref89
  • 051110
  • Contents