蛋白合成阻害薬


  • 作用
  • アミノグリコシド系以外は、静菌作用のみ。

  • アミノグリコシド系


  • 薬理
  • 酸素を利用した代謝系路が細胞内に入るのに必要だから、偏性嫌気性菌には無効
  • MBC(最小殺菌濃度)とMIC(最小発育阻止濃度)が近く殺菌力が強い

  • 副作用
  • 腎機能障害(急性尿細管壊死)→高齢者の軽症感染症には第一選択剤としては使用しない

  • ストレプトマイシン
  • ペスト
  • Weil病



  • ref9;ref23;ref4
  • 051017
  • アルべカシン

    マクロライド系


  • 適応
  • 主としてグラム陽性菌に有効
  • マイコプラズマクラミジアリケッチアなどにも有効
  • クラリスロマイシンH.pyloriの除菌に用いられる
  • 14員環マクロライド(エリスロマイシンクラリスロマイシン)は副鼻腔気管支症候群に有効←気道分泌抑制と気道粘膜への好中球集積抑制?

  • 体内動態
  • 14員環マクロライドは胃酸で分解されやすく胃腸障害の原因になる(クラリスロマイシンは酸抵抗性)
  • 呼吸器系への移行性が良い
  • 肝へ高濃度に移行し、長期連用で肝障害の原因になる
  • 主として胆汁排泄のため腎不全でも常用量投与が可能

  • 相互作用
  • テルフェナジン、ピモジド(抗精神病薬)、シサプリド(消化器症状改善薬)との併用ではCYP阻害作用のためにQT延長症候群の危険がある。


  • ref6;ref9;ref31
  • 060206
  • エリスロマイシン
    クラリスロマイシン

    テトラサイクリン

  • 適応
  • コレラ
  • 百日咳
  • リケッチア
  • クラミジア
  • ライム病
  • マイコプラズマ

  • 副作用
  • 胃腸障害
  • 肝障害
  • 尿毒症の増悪
  • 歯の永続的変色
  • Fanconi症候群
  • ミルクやアルカリ剤(水酸化アルミニウム、カルシウム、鉄剤、マグネシウム剤)により吸収が阻害される


  • ref23,H152;ref31
  • 050514;060206

  • クリンダマイシン


  • 概念
  • リンコサミド系
  • 嫌気性菌に有効
  • 偽膜性大腸炎を起こしやすい←腸内細菌叢の破壊


  • ref9,p38
  • 050514
  • Contents